小泉今日子 「空洞です」

これ聴いてから寝る。
●小泉今日子「空洞です」(ゆらゆら帝国のカバー) 

89年に結成。インディーフィールドでの活動を経て、98年にミディからメジャーデビューしたゆらゆら帝国。
「空洞です」が収録された同名アルバム『空洞です』は、2007年に発表したもの。
それから約3年後の2010年3月にバンドは解散を発表するが、Vo/Gでバンドの代表・坂本慎太郎は、
~解散の理由は結局、「空洞です」の先にあるものを見つけられなかったということに尽きると思います。
ゆらゆら帝国は完全に出来上がってしまったと感じました。~(引用)
http://www.yurayurateikoku.com/kaisan.html
と、バンドの公式サイトでコメントを発表し、
結果的にこのアルバムが、ゆらゆら帝国の最後のオリジナルアルバムとなった。
アルバム発表から解散までの間にあたる09年1月31日に公開された映画『愛のむきだし』(原案・脚本・監督 – 園子温)には、「空洞です」が主題歌として起用されたほか、挿入歌もゆらゆら帝国の作品が使われており、映画の中で彼らの音楽がかなりの存在感を示している。
自他ともに認める“名曲”といってもいいこの「空洞です」を、もっととっつきやすい作品にしたのが小泉今日子が歌ったこのバージョン。
正しくはHIROSHI II HIROSHI feat. 小泉今日子という名義でカバーしたもので、TOKYO NO.1 SOULSETの川辺ヒロシと藤原ヒロシによるアレンジを小泉今日子が語りかけるように歌っている。(モテキやナタリー云々の話はとりあえず割愛)
このピアノとアコギによるアレンジと、オリジナルでは「俺の~」と歌っているところを「僕」に変えて女性が歌うことで、坂本の表現した<「空洞」の虚しさ>がより自然に耳に入り込んでくる。
この<「空洞」の虚しさ>は、ネガティブな意味の虚しさではないことが坂本版を何度か聴いているうちにジワジワと時間をかけて理解できるようなったものだが、小泉版ではそれをすぐに感じ取ることができるのではないだろうか。オリジナルの解釈を充分理解咀嚼したうえでの小泉版アレンジは秀逸だ。
カバーブームってあったけど、このようにオリジナルの価値を見極めたカバーというのは早々見つからなかったっものだ。そういう点では、このアルバムはとても興味深い。
たぶんどちらのバージョンも世間一般のおとーちゃん、PTA、主婦の方々が知る機会は極めて低そうだけど、この小泉版を多くの人に聴いてもらいたいと思ったし、それをきっかけに坂本慎太郎の才能にもっとスポットが当たっていけばという気持ちにもなった。

 ←試聴可能!
 
 『モテキ的音楽のススメ Covers for MTK Lovers盤』に収録されていますが、
 結構なレア盤になっていくと思うので、どこかで見つけたら即ゲットおすすめ。 
 小泉版「空洞です」1曲のためでも満足ですが、そのほかにも
 「僕らが旅に出る理由」(小沢健二)のフジファブリック版とか、 
 「目を閉じておいでよ」(BARBEE BOYS)、
 「どぉなっちゃってんだよ」(岡村靖幸)
  などなどなかなか興味深いカバー曲が楽しめますよ。
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30日間は無料なのでチェックにお勧め!→https://www.amazon.co.jp/gp/dmusic/promotions/AmazonMusicUnlimited/?tag=wonder01-22
●ゆらゆら帝国の「空洞です」。

なお、少し前から時々目にしていたザキヤマ(アンタッチャブル)が出てる「キリン 本搾りチューハイ」のテレビCMにこの曲(坂本版 ってかオリジナル)が使われていたが、起用意図はまったくもって不明。
ゆらゆら解散後、坂本慎太郎はソロとして活動。
13年4月期の『ドラマまほろ駅前番外地』(瑛太、松田龍平)のエンディング用の曲「まともがわからない」を書き下ろすほか、劇中音楽などを初めて担当した。(町田を舞台にした原作もサイコーに面白い)
「傷だらけの天使」「探偵物語」の世界観を今の解釈で表現しようとした大根仁監督の要望に、音楽の部分で坂本慎太郎は充分に応えていると思う。 ※大根さんインタビュー→http://biz-m.oricon.co.jp/news/data/983.shtml
このドラマの面白さの頂点は、毎回いつもこの曲が流れるエンディング。むしろ、この曲を聴くためにドラマがある感じ。https://youtu.be/YH2gdeqzzFQ

ニッキ書いてるんだか仕事してるんだかわからなくなってしまった。。。
参考資料(こちらもおススメ)ゆらゆら帝国のプロデューサー石原洋のバンド White Heaven

 アマゾンのリンク先が生きてたら即ゲットおすすめの貴重盤。
 ゆらゆら帝国の原点。ゾクゾクする日本のサイケデリック!

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